サステナブル・ヘルスケア時代の幕開け The Dawn of the Sustainable Healthcare Era サステナブル・ヘルスケア時代の幕開け The Dawn of the Sustainable Healthcare Era

私たちの行動を支えるこころの働きを認知機能と呼びますが、認知機能の多くは20歳から30歳ごろがピークであり加齢とともに低下していきます。特に最近では、認知機能を解析する技術に対して専門家からも多くの関心が寄せられています。

BrainEnergy System™は医師が中心となって研究開発されこれまで国内・海外の医療機関や研究施設と膨大な中枢神経データを解析してきた実績があります。

例えば脳活動と身体の働きをこれまで以上に理想的にサポートする技術開発について、私たちは中枢神経領域の研究に長い間先進的な取り組みを進める研究機関とともに取り組んでいます。高齢化が加速する日本および諸外国でより多くの人が健康な生活を長く送ることが実現すれば、それだけ医療資源を節約できる確かな未来があると、私たちは考えています。

また、中枢神経データを大規模に解析する技術によって、植物や木材といった自然の要素である地球環境と人の関わりをより詳細に調べることができるようになりました。「人は生まれつき自然とつながりたいという欲求を持っている」という概念をバイオフィリアといいますが、これを応用したバイオフィリックデザインは今日では世界的にも高い評価を得ている建築デザインの一つとなっています。

IPCC（国連の気候変動に関する政府間パネル）によれば産業革命前と比べた世界の平均気温上昇が2021年〜2040年までに1.5℃に達するとされています。これによって産業革命前は半世紀に1回だった極端な猛暑は1.5℃の気温上昇で9倍以上の頻度で起こり得ます。そこで各国は2050年までに温室効果ガス排出ゼロを目標としています。BrainEnergyの中枢神経データベースを活用したバイオフィリックデザインは未来に向けて地球に優しく低コストな医療の実現を目指しています。