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「ソフトロボティクス技術と自律システムの展開」を開催
Digital X Medical Open Innovation
December 22, 2021
BrainEnergyは、株式会社ブリヂストン様、中西金属工業株式会社様をお迎えして、ソフトロボティクス技術の新事業共創に関する3社対談を行いました。本対談では、デジタル、メディカル、ヘルスケアや関連領域において第一線でご活躍の皆様をお招きし、当該領域における最新の取り組み事例などについてディスカッションを行いました。
【対談の背景と内容】
3社の持つ技術や事業構想について、ソフトロボティクスやロボット技術の医療ヘルスケア領域における展開の可能性について共創という観点で活発な議論が行われました。
ソフトロボティクスとは、生体組織に近い機械特性を持つ素材を用いて設計されたシステムで、より直感的かつ繊細なロボット稼働の実現を目標としています。市場規模は2027年までに34億米ドルと予想されており、その用途は、建設現場用ロボット、医療介護分野のサービスロボット、工業製品メーカーのアシスタントロボット、小売、食品・飲料、物流などの各分野に広がっています。
ブリヂストン様からは、同社のソフトロボティクス技術「ラバーアクチュエータ」に関して、技術の特徴や今後の事業構想など鋭いお話をいただきました。
中西金属工業様からは、新規事業として取り組まれている除菌ロボットについて同社のロボット技術を駆使した先進的なお取り組みをお話いただきました。除菌ロボットはLiDARやSLAM技術による自律走行機能を有しており、コロナ渦の影響で普及が加速しています。
BrainEnergyは医療機関と膨大な中枢神経データを解析してきた実績があり、脳活動と身体の働きをサポートする技術開発においてソフトロボティクスや自律システムの概念の方向性について活発な議論を行いました。
【オンライン対談の開催概要】
▪参加者: 株式会社ブリヂストン様
中西金属工業株式会社様
BrainEnergy株式会社
▪トピック:ソフトロボティクス技術と自律システムの展開
【ご参加者様概要】
▪株式会社ブリヂストン様
1931年創業のタイヤ製造及びゴム加工メーカーです。「最高の品質で社会に貢献」をスローガンに掲げ、タイヤメーカーとしての売上高は世界トップクラスを誇ります(2020年度の売上高は2兆9,945億円)。コア事業としてタイヤ事業を展開し、成長事業としてタイヤデータやモビリティデータを活用して高付加価値を提供するソリューション事業を進めています。電子精密部品や建築資材、スポーツ用品、自転車関連製品等の多角化事業も展開しています。技術革新にも積極的で、ソフトロボティクス技術だけでなく、月面探査社用タイヤ、ゴムと樹脂のハイブリッド素材、次世代排水システム、運送ビジネスソリューション、天然ゴム資源開発の取り組み等、タイヤを軸とした幅広い領域でイノベーションを推進しています。
▪中西金属工業株式会社様
ベアリングの中核部品、あるベアリング・リテーナーの専業メーカーとして1924年に創業しました。現在では、自動車・産業用機械・電気製品用のベアリング・リテーナーをはじめとして、自動車の各種ラインに向けたコンベアシステム、快適な住環境を実現するサッシ製品の製造販売をコアとして事業を進めています。新規事業としてロボティクス領域の事業開発を進めており、農業用ロボット、無人搬送ロボット、自動デバンニングロボット、施設向け除菌ロボットや倉庫自動化などを取り組みを展開しています。
▪BrainEnergy株式会社
BrainEnergyはこれまで国内・海外の医療機関や研究施設と膨大な中枢神経データを解析してきた実績があり、脳活動と身体の働きをサポートする技術開発やバイオフィリックデザインとデジタル医療技術による空間構築に取り組んでいます。