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「環境配慮素材開発における革新的イノベーション」を開催
Digital X Medical Open Innovation
December 10, 2021
BrainEnergyは、三菱ガス化学株式会社様、レンゴー株式会社様をお迎えして、環境配慮素材の革新的イノベーションに関する3社対談を行いました。本対談では、素材開発の第一線でご活躍の企業様と、デジタル医療領域で実績のあるBrainEnergyが、当該テーマに関する最新事例紹介を交えながら今後の業界の方向性に関してディスカッションを行いました。

【対談の背景と内容】
持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標「SDGs(Sustainable Development Goals; 持続可能な開発目標)」で定められたゴールに向かって世界各国の企業は様々な取り組みを進めています。こうした中、環境負荷の少ない持続型の次世代バイオ素材として各種の環境配慮素材に注目が集まっており、天然素材やリサイクル素材等、メーカー各社は開発に資源を投入しています。3社の持つ技術や事業構想について、環境配慮素材の医療ヘルスケア領域における展開の可能性について共創という観点で活発な議論が行われました。

三菱ガス化学様からは同社の環境配慮素材開発に加え、新しい事業開発分野(不織布、電池材料、医療包材等)に関してお話頂きました。レンゴー様からは同社が開発製造をすすめるセルロースナノファイバー(CNF)に関して最新情報をお話頂きました。CNFは機能性添加剤や樹脂強化剤として採用されることが多く、現在の市場で広く展開されている主要製品への採用が少なく、現状の販売量は限定的であるものの、採用例も着実に増えてきていることから、今後の市場拡大が予想されています。

BrainEnergyは医療機関と膨大な中枢神経データを解析してきた実績があり、デジタル医療技術を駆使した地球環境に優しい空間構築を進めており、今後は次世代バイオ素材等も積極的に活用する方向性について活発な議論を行いました。


【オンライン対談の開催概要】
▪参加者: 三菱ガス化学株式会社様
     レンゴー株式会社様
     BrainEnergy株式会社
▪トピック:環境配慮素材の新事業共創


【ご参加者様概要】
▪三菱ガス化学株式会社様
設立以来、基礎化学品から機能材料、資源開発までを手掛ける化学メーカーで、グローバルに多様な産業の根幹を支えています。長年培ってきたコア技術の深化とともに、ニーズが期待される「エネルギー」「情報・通信」「モビリティ」「医・食」「インフラ」等の事業領域に注力しています。

▪レンゴー株式会社様
同社は日本で初めてダンボール事業を開始しました。パッケージングで暮らしを支え未来をつくるをモットーに、紙器・軟包装・重包装等の事業を展開しています。包装材の製造販売だけではなく、多様化する包装材ニーズに対応するためのデザイン、販促、物流コストまでを総合的に提案するビジネスが特徴です。

▪BrainEnergy株式会社
BrainEnergyはこれまで国内・海外の医療機関や研究施設と膨大な中枢神経データを解析してきた実績があり、脳活動と身体の働きをサポートする技術開発やバイオフィリックデザインとデジタル医療技術による空間構築に取り組んでいます。